のんびりと山を楽しむ人の中には、山ごはんを大きな楽しみとしている人も多いと思います。
山の景色と空の下、美味しさもアップしますよね。
最近では、山ごはん特集や山ごはん用の便利グッズなども数多く見かけます。
そんな山ごはんで、塩、ガーリック、ハーブスパイス等が入った某有名なミックスハーブを使用されている方は結構多いのでは?
でも、塩気が効いたソースやコンソメに使用すると塩分が多くなってしまうし、料理によってはガーリックが邪魔な時もありますよね。
純粋に、美味しいハーブミックスがあれば、カレーやスープ、パスタ、サラダ、肉、魚、しっかり味が調理されたインスタントやレトルト、缶詰め等にも使用出来るのに…。
山ごはんに「エルブ・ド・プロバンス」Herbes de Provenceがおすすめ
エルブ・ド・プロヴァンスとは、南フランスのハーブの意味。
エルブはハーブ、プロバンスは南仏の地方の名称。
タイム、ローズマリー、セイボリー、マジョラム、オレガノ、バジル、セージ、フェンネル、パセリ、イタリアンパセリ、ワイルド・タイム、チャービル、ディル、ラべンダー、タラゴン、ベイ・リーフ等のハーブから数種類をミックスしたもの。
全部混ぜればいいというものではないので、だいたい市販のものは4〜6種類のハーブがミックスされています。
元々は南フランスの各家庭で調合したミックスハーブが使われていました。「エルブ・ド・プロヴァンス」として1970年代頃から販売されるようになったらしいです。
塩やガーリック、化学調味料は入っていないので、マイルドで深みのあるハーブ本来の香りを手軽に楽しめます。
ハーブは単体で使うよりも、ミックスしたものの方が深みが生まれ、失敗しにくいので初心者の方にもおすすめです。
山ごはんで重宝するパスタソースやスープ、リゾット、缶詰にもパパッとちょい足しするだけで、おフランスの香りのお洒落な山ごはんに早がわり!
炒め料理や煮込み料理はもちろん、カレー、肉や魚料理の下ごしらえにも重宝します。
山の簡単ホットワインにも
せっかくの山ごはん。下界とは違い、色々と限られた中で料理をするのですから、エルブ・ド・プロバンスもごはん以外にも使ってみるのもおすすめです。
それは、ホットワイン
バーナーでワインを温めて、1つまみのエルブ・ド・プロヴァンスを指のハラで軽くもんでから入れましょう。
そうすることで香りがより増します。(入れ過ぎは厳禁。ほんの少量が良いです。)
お好みでハチミツや砂糖、シナモンを入れます。
塩やガーリックが入っていないエルブ・ド・プロヴァンスならではの楽しみ方です。
夜、静かな山で星を見ながらのホットワインも美味しいです。
好みの配合のエルブ・ド・プロヴァンスを見つける
このエルブ・ド・プロヴァンスには厳密に決まった調合はありません。
なので、市販されているエルブ・ド・プロヴァンスには自身の好みも出て来ます。
自宅で普段の料理にも活躍してくれるハーブなので、ぜひ、自分好みのエルブ・ド・プロヴァンスを見つけてみてください。
ちなみに、わたしは
このエルブ・ド・プロバンスが、細かな粉末状で使いやすく、香りもお気に入りです。
もう何度もリピしています。
山へ持って行く時は、山用のスパイス入れか小さなチャック付ビニール袋へ入れています。
ただのソーセージも、このハーブと一緒に炒めれば、香り豊かな一品に変身!
オムレツやトーストなどにも合います。又、自家製ピクルス、ラタトゥイユを作るときには、下界のわが家では欠かせないハーブです。
いつもマジッ⑨ソルトばかりつかっていました。
というかそれしか知らなかったので。早速、デパートでエルブ・ド・プロヴァンス購入しました!
しょっぱいものにマジッ⑨ソルトを足すとひどいことになりますが、これは塩コショウしたものや出来上がった調味料にも足せるので便利。
山ごはんに欠かせなくなりそうです!